さあ、ではこのレントゲン写真では何が起こっているのみてみましょう。

歯医者さんのレントゲン写真の見方|

右下の一番奥に斜めに生えている歯がありますね。これが親知らずなんです。親しらずは矢印の方向に隣の歯たちをエイッエイッと押し続けているんです。

親しらずが矢印方向手前に歯を押す力により隣の歯が下から上に突き上げられているのがわかります。歯っていうのは頭でっかちの形態なんですね。頭でっかちなので歯の頭部分に引っかかって上に押し上げられてしまうんです。かみ合う上の歯はもう抜けてなくなっているため押し上げられた歯はどんどんどんどんさらに押し上げられます。上に押し上げられた隣の歯たちはドミノ倒しのように横へ横へと前方へ前方へ倒れ続けていきます。この押す力は実はずっと続きます。わずかな力でも押し続けることにより歯並びはどんどん崩れます。怖いですよね。歯は一生動き続けるものだからです。

 

さあ、次のレントゲン写真を見てみましょう。赤い線を引いているのは歯の神経です。

歯医者さんのレントゲン写真の見方|

わかりやすく手前の7番目の歯の後ろ側の根と神経血管部分にラインを引いています(本来は右の歯のように神経血管が通っているトンネルの状態ですので、黒い線となって写ります)。「親知らず」8がお隣の7番目の歯、6番目の歯に対して横にむいてきてるわけですね。

さあ、この親知らず放置しておくとどうなると思いますか?

歯の神経が圧迫されて痛くなっていくのです。手前の歯に穴をあけていくのです。

この親知らずは横に倒れていますから、自然に何十年待っていても口の中から見える部分まで絶対に生えてきません。ほうっておいても上向きに出てこないのです。親知らずは生えてきたら抜きましょう、親知らずは歯茎に隠れてるから抜くのたいへんですから、腫れますからっと言って抜かずに置いておくと、こんな風になってしまうこともあるのです。さあ、放っておくとどうなってしまったか見えますか?

歯医者さんのレントゲン写真の見方|香川県高松市の吉本歯科医院

なんと、親知らずによって、手前の歯の神経がちょんとブチ切られていますよね!

昔ゲームセンターであったパックマン(年代によってはわかりませんね^^:)をイメージして下さい。パックマンに歯の神経を食べられてしまっています。歯の神経が切られているので患者さんは噛むとものすごく痛がっています。歯の神経血管は顎の後ろから顎骨の深い部分中を通って歯の根から入ってくるんです。ここをちょんと切られるわけですから、とんでもなく痛いのです。

「何とか歯を残してください、親知らずを抜きますから」と患者さんはおっしゃいました。しかし、すでに親知らずのお隣の歯(7番目の歯)の神経が切れていますから、残念ながら手遅れなのです。なので、「親知らず」は他の歯に影響が出る前に抜いたほうが良いと私は考えています。また、磨けない磨きにくいということも分かると思います。磨けないということによって何が起こるんでしょうか。8番目と7番目の歯の間に汚れが溜まっていきます。そこが磨けないので腫れていきます。これを智歯周囲炎と専門用語では言います。「親知らずが腫れて痛いんです!」と言われる方のほとんどがこれであります。歯医者さんのレントゲン写真では将来起こることまでわかってしまうんです。

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